鍼灸でめまい体質を克服する (その2)

当院ではめまいの治療に入る前に薬のチェックをしています。

 

その理由は薬には副作用があり、

めまいを起こす可能性もあるためです。

 

具体的には

高血圧の時に服用する降圧剤

睡眠剤、抗不安剤(いわゆる安定剤)

抗パーキンソン病薬

抗てんかん薬

風邪薬などです。

 

 

 

先日、ここ数年来のめまいで悩まされていた患者さんが来院しました。

症状は回転性のめまいとそれにともなう吐気、頭痛です。

 

 

内服薬は

メリスロン、アデホス、そしてデパス

デパスは不眠のため服用していました。

 

 

 

このうち、抗不安薬であるデパスは

依存性も高く、めまいを起こす可能性のある薬です。

 

 

医師の協力のもと

デパスを中止し

鍼灸治療にて経絡のバランスを整えたところ

1カ月程度の治療で

めまいは半減し、不調がだいぶ減ったとのことでした。

 

 

この方のように薬を急にやめることは

難しい場合も多いのですが

減薬によって、

めまいが改善した症例です。

 

 

 

デパスなどの抗不安薬は日本では簡単に処方されますが

注意したい薬の一つです。

 

 

たまはりきゅう院 院長 田巻和洋

 

 

 

 

 

 

 

 

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

2 × four =

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL