院長
田巻 和洋

取得している国家資格

薬剤師
鍼灸師(鍼)
鍼灸師(灸)
電磁波測定士2級

所属団体

東洋はり医学会 (鍼灸師団体) 会員
さいたま起業家協議会

院長写真

この道を志したきっかけ

実際、私も子どものころ扁桃腺をよく腫らして40度以上の高熱を出して、薬ばかり飲まされていました。 熱が下がったと思ったら、薬の効能が切れて、また発熱します。 だから、また薬が必要になります。一度おさまっても扁桃腺を毎月のように腫らしてました。 そしてまた発熱を繰り返す日々。ほとんど毎日薬漬けでした。それを世話する母親も気が気ではなかったようです。しまいには、医師に「扁桃腺を切除しましょう。」と言われました。

そんな時に出会ったのが小児鍼です。 鍼治療を続けると症状も軽減しますが、扁桃腺が腫れるということ自体が徐々になくなってきたのです。 鍼灸治療は自然治癒力を正常に近づけるため、身体が病気に対して抵抗できるようになるのです。 薬は自然治癒力にたいしては何の働きもしません。 薬に頼っていたのでは身体は弱る一方なのです。 これが私自身が鍼灸治療を受け始めたきっかけです。

幼少時の院長

私が不妊治療に力を入れる理由

私自身が不妊治療を体験してきました。 私は28歳で結婚し、6年たっても子どもができなかったため、夫婦そろって不妊症治療専門の病院に行ったのです。そして、検査の結果、男性不妊症でした。精子の運動率、精子の高速運動率、精子数すべて規定値以下だったんです。病院の先生には自然妊娠は無理と言われ、人工授精、体外受精と経験してきました。その体外受精2回目で妊娠反応がでたんです。子どもを授かったのは私が39歳、妻が37歳の時でした。

その時私は鍼灸院の助手をしていましたので、もちろん家内の治療もしていました。 鍼灸治療を併用することで体外受精を乗り越えて安定期、そして出産、子どもに巡り合うことができました。 あとで知ったことですが「鍼灸治療を併用することで妊娠する可能性が高まるという論文を見つけました。あの時の鍼灸治療のおかげで何パーセントかは成功する可能性を上げたはずです。この時の経験が今の仕事につながっているのだと思っています。

経歴

1970年
神奈川県横浜市生まれ
1977年
茅ヶ崎市に転居 7歳のとき市内に開業していた鍼灸師に出会い治療を開始。 以後、社会人になるまで治療を受ける。
1992年
星薬科大学薬学部 卒業
1994年
星薬科大学大学院 修了 富山医科薬大学附属病院(現:富山大学付属病院)薬剤部入局。 和漢診療部 寺澤捷年教授(現:千葉大学教授)の下で漢方薬を学ぶ。
1998年
結婚
2004年
東京医療専門学校卒業(鍼灸)
2005年
葛西はりきゅう漢方治療室 國定仁院長の助手 (脉診流経絡治療の治療院)
2007年
高度生殖医療を開始
2008年
子どもを授かる
2009年
埼玉県さいたま市にて開業