ワクチン接種後の突発性難聴に鍼灸治療は効くのか?

→ワクチン接種後、突発性難聴になった症例に鍼灸治療を施し改善した

鍼灸治療にて難聴症状が改善

 当院の患者さんにもワクチン接種後に突発性難聴(難聴、耳鳴り、耳の閉塞感)を発症した例があります。

この方の場合は当院の治療にて全快しました。

 

コロナワクチンの一般的な副作用としては、接種した場所の痛み、頭痛、倦怠感、筋肉痛などがあります。

心筋炎などの重症例は血栓由来のものが多く報告されており、

この突発性難聴も内耳の血管に血栓がつまたことで難聴が発症した可能性があります

 

厚生労働省はコロナワクチンの副作用と突発性難聴の因果関係を認めていない

 コロナワクチンの副作用で突発性難聴になった例は、厚生労働省の報告によると、

ファイザー社製ワクチンの接種後に1件モデルナ社製ワクチンの接種後に2件報告されています。

しかし、これらの事例は、ワクチンとの因果関係があるとは断定できないものであり、ワクチン接種と突発性難聴の関連性は確認されていません。

 また、日本耳鼻咽喉科学会の調査でも、コロナワクチン接種後に突発性難聴が増加することはなかったという結果が出ています。

 

 

 

突発性難聴のセルフケア

 耳周囲の血流を改善すると症状が和らぐ可能性があります。

耳を上下前後に動かす運動をする。

 

 

突発性難聴は耳周囲の問題だけではないこともあるので

早めに医療機関に受診して治療を受けることをすすめます。

 

たまはりきゅう院 院長 田巻和洋

 

 

この投稿へのコメント

  1. 櫻田 浩二 said on 2023年8月27日 at 14:45

    令和4年12月13日ファイザー製ワクチン接種(5回目)。12月20日朝右耳難聴に気づく。近所の耳鼻科で突発性難聴の診断。12月21日福島日赤病院に入院。検査の結果右耳がほとんど聞こえない状態。夕方からステロイド剤点滴開始。低音と高音が回復しないものの煮津状会話は普通に聞こえるまで回復したにおで26日に退院。
    難聴発症の1週間前にワクチン接種したことを病院に伝えたものの、厚労省発表のとおり因果関係はないとの判断で、副反応として報告はされていないと思う。
    過去に、左耳突発性難聴、右顔面神経麻痺(右耳内にヘルペス)となったこともあり、ワクチンによる免疫低下が原因と判断し、令和5年6月26日水痘ワクチン接種。
    1か月後の令和5年8月1日ファイザー製コロナワクチン摂取。2・3日後から回転性めまいが出るようになった。現在(8/27)も時々軽い回転性めまいが出る。
    医者に行くほどではないが、これもワクチンの副反応と考えている。
    私のように、ワクチン接種後に様々な症状が出ているものの、厚労省も調べるつもりはなく、医者も積極的に報告しないので、副反応として把握されていない事例が数多くあると思っている。

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