○○ウィルスの対策に鍼灸治療とNAC
昨今のコロナウィルス風邪に重症例は少ない
昨今のコロナウィルス、インフルエンザウィルスによる風邪症状は発熱、強い喉痛、倦怠感、咳、痰などがみられます。
しかしながら、入院を必要とするような重篤な症例はほとんどなくなっています。
薬では辛い症状に対処しきれない
しかし、コロナウィルスによる風邪という診断がついてた場合
対処的にカロナールなどの痛み止め、ムコダイン(去痰剤)、トランサミンなどが処方されます。
これらは強烈な喉痛や、倦怠感などにそれほど効果のあるものではありません。
基本的には身体をやすめて回復を待つだけです。
風邪の症状に対して鍼灸治療を併用すると回復が早い
大椎、風門付近は発熱時、咳、痰など風邪の症状によく使うツボです。
これらを適切に処置すれば、頭痛や発熱、咳などは速やかに回復に向かいます。
薬をのむだけだけよりもQOL(生活の質)はより改善します。
さらに、日頃より鍼灸治療で身体の状態を整えてると、
免疫力があがり、風邪をひきにくくなります。
鍼灸治療は予防にもなり一石二鳥です。
NACはコロナウィルス対策になる
NACとは、N-アセチルシステインの略で、グルタチオンの前駆体として知られる物質です。
グルタチオンは、細胞内の抗酸化剤として重要な役割を果たし、
ウイルス感染による酸化ストレスや炎症を抑制することができます。
もちろん、予防目的にも使えます。
NAC
NACは抗酸化物質グルタチオンペルオキシダーゼの材料になります。
グルタチオン=グルタミン酸+システイン+グリシン
グルタチオンペルオキシダーゼ=グルタチオン+セレン
1000~6000㎎/日
セレン
100~400㎎/日
*セレンは過剰摂取すると毒性があります。
髙タンパク質が基本です
グルタミン酸、グリシンの合成には
タンパク質が必要ですから高たんぱく食も必須です。
以上から、インフルエンザウィルスやコロナウィルスなどのウイルス対策に
鍼灸治療+高たんぱく食+NAC (N-アセチルシステイン)+セレンの摂取がおすすめです。
たまはりきゅう院 院長 田巻和洋
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この投稿へのコメント
NACは、授乳中でも大丈夫ですか?
妊婦が服用しても問題ありません。