うつ症状と「肺」の関係
東洋医学の肺は
呼吸、水分循環、皮膚、体毛、鼻、気管支、のどを支配し、
感情では憂い、悲しみに関連します。
今回も感情のところだけ
みていきます。
肺経の脈が(実)充実しすぎると
悲しみ、憂い、原因がなくてもただただ泣けて涙がとまりません。
「うつ症状」によくみられます。
逆に肺経の脈が虚(力がない)すると
心も身体もじっと動かせず
ただ悲嘆にくれたりします。
具体的には
「なにもしたくない、人に会いたくない」
なんて言う状態です。
涙を流すとき
鼻水もでやすいですよね。
悲しみは肺に現れるのです。
実際は肺経(悲しみ)と心経(喜び)のバランスを考えて治療します。
心経を補って希望を与え、悲しみを落ち着かせると泣く症状は減ってきます。
関連ページ 感情が病気のもとになる
たまはりきゅう院 院長 田巻和洋
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