花粉症対策(その3)これをやめれば花粉症が楽になる

今回も花粉症対策のお話です

 

ここ数十年間、花粉症対策になるものはなにか ずっと調査してきましたが

やめることで花粉症症状が楽になる場合があります。

 

 

 

それは小麦製品。

具体的には パン、うどん、そば、クラッカー、そしてビール、ウイスキー・・・

 

 

私は以前、ビールを一缶(350ml)ほぼ毎日のんでいました。

それをやめてみたのです。

そうしたところ、スギ花粉によると思われる鼻炎症状(鼻水、鼻づまり)がかなり楽になったのです。

 

 

 

このため、小麦加工品に含まれるグルテンによって私の花粉症症状は悪化していることがわかりました。

 

 

このグルテンによる過敏症は

頭痛、喘息症状、倦怠感、めまい、皮膚炎、不妊症、精神症状などの症状を起こすこともあります。

さらに、グルテン過敏の場合、乳製品に含まれるカゼインにもアレルギーを持つことが多いようです。

 

 

 

グルテン過敏症という言葉は

世界的なテニスのトッププレイヤーであるジョコビッチによって有名になりました。

ノバク・ジョコビッチ著 「ジョコビッチの生まれ変わる食事」

著者の中でジョコッビッチはグルテンを完全に断つことで喘息症状がでなくなり、

ウインブルドンで勝つことができるようになったと述べています。

 

 

 

心当たりの方は自分にグルテンが合わないかどうか試してみましょう。

やり方は簡単です。

 

 

2週間程度 主食から小麦製品、乳製品を外すだけです。

(小麦は醤油やポン酢などにもはいっているため、完全に外すのは難しい。)

 

 

 

グルテンが合わない場合はグルテンを絶つことで症状の軽減が見られます。

そして2週間後、もう一度小麦製品を食べてみてください。

すると、こんどは症状が悪化するはずです。

 

 

 

参考までに病院の血液検査で小麦や牛乳が陰性だから大丈夫とはいいきれません。

 

アレルギーには即時型反応と遅発型反応があり病院で調べられるのは即時型のみ。

グルテン過敏症は遅発型であるので血液検査では判断できません。

実際に食べるのをやめて確認してみるのがよいでしょう。

 

 

グルテンの合わない方の割合は当院の場合でおよそ50パーセントです。

もしかしたら、あなたの不調もグルテンのせいかもしれませんよ。

 

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たまはりきゅう院 院長 田巻和洋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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