突発性難聴はマスクの弊害か?

マスクが耳の不調の原因かも?

突発性難聴は原因が不明で突然発症する感音性の難聴です。

感音性難聴とは音が内耳から脳へ正確に伝わらなくなる現象をいいます。

 

前触れはなく、朝起きたら突然耳が聴こえなくなっていたというような例が多いです。

難聴の発症は改善と悪化を繰り返すことはありません。

左右どちらか片方だけ起こる場合が多いです。

 

 

原因としては過度のストレスや働きすぎ、睡眠不足、糖尿病などがあるといわれています。

早期に適切な治療をすることがポイントです。

原因

忙しく仕事をされている方が多いのですが、すべての世代に見られます。

難聴の度合はさまざまで閉塞感だけ訴えるかたから全く聞こえなくなる方もいます。

 

また、低音だけ聴こえなくなるなど部分的に障害される場合もあり日常の会話に支障はないため気づくのが遅れることがあります。

難聴と並行して、耳鳴り、めまい、嘔吐の症状をともなうこともあります。

 

明らかな原因はわかっていませんが、

内耳で音の信号を電気信号に変換して脳へ伝える役割を担っている有毛細胞が障害されることによりおこると考えられます。

 

最近の話題

 コロナ禍ではマスクの常用が一般的になりました。

そのため耳が絶えず引っ張られる状態となり側頭部付近(鱗状縫合)に負担がかかるようになります。

 

この鱗状縫合が硬くなり動きが悪くなると難聴や耳鳴り、耳の閉塞感、耳が響くなどの耳管開放の症状が発症することがあります。

マスクの常用は体にとってマイナスに働くこともあるのです。

 

 

たまはりきゅう院 院長 田巻和洋

 

 

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