最近読んだ本 ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい
自閉症と診断された子を持つ母親の自伝です。
主人公のジェイコブ少年は小学生にして微分積分をマスター、
9歳で宇宙物理学について
独自理論を考えてしまうなどいわゆる超天才少年。
今ではノーベル賞までも期待されているという。
こんな経歴をもつ少年だが
2歳の時に自閉症と診断され
将来はしゃべることもなく
一人で靴ひもさえ結べるようにならないとまでも
言われていたそうです。
すごいなあと思ったのが母親のクリスティーン
多くの自閉症専門家のアドバイスを完全無視して
自ら息子の教育に乗り出す。
そして、息子の興味を見つけ出し
とことん伸ばすという教育を続けた。
そうして、ジェイコブ少年の場合は
数字から始まり数学、物理、天文学、宇宙へと広がった。
自閉症に限らず
子供の持つ可能性の膨大さを考えさせられました。
子供の可能性を見極め、最大限に伸ばしてやることが
親の責任なのではないだろうか。
またこの本は
「専門家の意見が100%正しいとは限らないことを示した一例」
でもあります。
子を育てる親にぜひおすすめしたい一冊です。
たまはりきゅう院 田巻和洋
#自閉症
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