スマートフォンのブルーライトが危ない
ブルーライトとは波長が400nm程度の青色光のこと。
パソコンやスマートフォンなどのLEDディスプレーやLED照明器具にはこのブルーライトが多く含まれます。
デジタルディスプレーから発せられるブルーライトは人体に大きな負担をかけることがわかっており、
厚生労働省のガイドラインにおいても1時間のVDT作業(デジタルディスプレー作業)を行った際は
15分間休憩をすることを推奨されています。
以下のような危険性が指摘されています。
①眼への影響
・紫外線やブルーライトを浴び続けると網膜の中心部にある黄斑が障害をうけ加齢黄斑変性症*の原因になりえます。
*加齢黄斑変性症は近年我が国の失明原因の第4位となっています。
・視細胞を介して顔面神経が刺激され痛みを引き起こす場合があります。
・目の疲れ、肩こり、ドライアイの原因
②睡眠や精神症状への影響
自律神経系や内分泌系、免疫系に悪影響を及ぼします。
その結果、寝つきが悪い、睡眠の質が低下などの睡眠への影響や
いらいらやうつ症状など精神症状も引き起こす可能性があります。
③その他
肥満や発癌にも影響する可能性もある。
ブルーライトの影響を最小限にしていくための対策として
・ブルーライトカットの眼鏡
・ブルーライトカットするフィルムの使用
・該当機器の使用時間を制限する
などがあげられます。
私たちの身の回りにはLED機器であふれてます。
少しでもこれらからの悪影響を回避するために工夫していく必要があると思います。
実はこのブルーライトが妊娠にかかわっている可能性があります。
つづきは次のブログでお話しします。
たまはりきゅう院 院長 田巻和洋
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