インフルエンザの予防にはビタミンD
最近の研究からビタミンDの血中濃度が高いヒトほどインフルエンザや呼吸器感染症のリスクが軽減されることが分かっています。
参考 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed?term=21736791
血中濃度が100nmol/L を超える高いビタミンD レベルのヒトは25nmol/L以下の低いレベルのヒトに比べ呼吸器感染症のリスクが50%以下だそうです。
そのためにはビタミンDとして一日あたり5000~10000単位の摂取が必要です。
通常、ビタミンDは日光にあたることで体内で生成されます。
十分な量のビタミンDを確保するには夏であれば30分、冬であれば60分程度日光浴する必要があるのです。
おそらく、そんなに日光浴する時間なんてないというひとがほとんどだと思います。
ですから、多くの人がビタミンD不足なのです。
無理であればサプリメントで代用しましょう。
この呼吸器疾患については東洋医学的な経絡バランスの乱れ無視できません。
腎経は寒さによって乱れやすく咽喉の痛みをともなう病、頭痛に関連があります。
肺経は乾燥によってみだれやすく咳、鼻水、発熱に関連があります。
普段から鍼灸治療を受けることで経絡の乱れを整えておくのも感染症から身を守る秘訣です。
たとえウィルスに感染したとしても、経絡の乱れを整えることで風邪症状の改善は劇的に早くなります。
発熱、咳、鼻水、頭痛、喉痛などの風邪症状にも鍼灸治療は有効です。
はりきゅうとビタミンで快適に冬を乗り越えましょう。
以上
たまはりきゅう院 田巻和洋
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