インフルエンザ 薬をのまなくて大丈夫なの?
○インフルエンザに薬は必要なのか
ここでは抗ウィルス薬が本当に必要なものなのか考えて見ます。
インフルエンザとはインフルエンザウィルスによって引き起こされる高熱を特徴とする病気です。
現在の日本ではインフルエンザで病院にかかると必ずといっていいほど抗ウィルス薬のタミフルやリレンザ、イナビルが処方されます。
しかも、タミフルにおいては世界中で8割は日本で消費されるといわれています。
「えー うそー」と思うかもしれませんが、日本以外ではそれほど頻繁に使われていません。
これは日本以外の国では「抗インフルエンザ薬」 は必ずしも使う必要が無いと考えられていからです。
インフルエンザにかかると身体が高熱を発します。
これは身体がインフルエンザウィルスを殺すために熱をあげているのです。
ですから風邪と同様になるべく解熱剤をのまないほうがいいのです。
数日間ほっておけばウィルスが消失して解熱していきます。
一方、抗ウィルス薬を服用するとインフルエンザウィルスがやや早く減少します。
どれくらい違うのかというと 熱が1~2日だけ早く下がります。
なにも服用しない場合は3~4日熱がでていることになりますがそれが1~2日短縮されるというだけなのです。
Point!
インフルエンザウィルスが弱毒性の場合はヒトの生死に関係する病気ではありません❗
病院へ子どもをつれていくお母さんたちは「インフルエンザにかかったら薬を飲ませないと死んでしまう?」 くらいに思っているみたいですがそんな心配はありません。
アメリカ CDC(疾病予防管理センター)のインフルエンザ対策を見てみます。
「学校閉鎖・イベント中止などの処置は強制せず」
「症状のある人は自宅療養をさせ」
→まず休養をとらせる。
「抗ウィルス薬は 重症患者さんやハイリスク患者に優先的に」
→タミフルを処方するヒトはごく一部である。
「インフルエンザ様の症状が出たら 7日間もしくは症状が消えて24時間経過するまで外出を控え」
→感染予防
「18歳以下の子供の発熱にアスピリン製剤の服用を控えるように再注意し 4歳以下には市販薬の服用は医療従事者に相談してから(副作用の問題から)...という通常の注意を繰り返し」
→解熱剤を服用はなるべく控えるように指導している。
「手洗いと 咳エチケットの徹底を促し」
→感染予防
「重症化した症状はこんなんだよ~ という情報を流し」
→咳や発熱だけでは病院に行く必要はないという指示
と実際こんなかんじです。
海外から見れば日本の病院での対応は過剰なのがわかると思います。
実際10年ほど前までは抗インフルエンザ薬というのは存在していませんでした。
・結論
流行しているインフルエンザウィルスの毒性が低いことを前提とすると
高齢者や虚弱者などハイリスク患者に当てはまらない場合は
抗ウィルス薬を服用しなくても問題はありません。
ただし、外出は控えて安静にすること。
抗ウィルス薬を服用した場合と服用しない場合の違いは1~2日程度熱を出してい期間が短くなる程度です❗。
次回は抗ウィルス薬のリスクについて考えてみます。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。
- トラックバック URL
この投稿へのコメント
ブログ読ませて頂きました^^ 個性があって素敵なブログですね☆ これからも更新楽しみにしてます(´∀`∩)私はノマドライフをメインにブログ更新してまーす!!暇な時でも遊びに来てくれると嬉しいです♪
ブログ読ませて頂きました^^ 素敵な記事を書かれてるんですね☆ これからも更新がんばってくださいね!!!私はノマドライフをメインにブログ更新してまーす!!暇な時でも遊びに来てくれると嬉しいです♪
ブログ読ませて頂いております(゚∀゚)雰囲気のあるブログですね(^o^)私の記事の感想など聞かせて頂けると嬉しいです(⌒~⌒)
どぉもです★ ブログ読ませて頂きました(*^_^*)♡とってもよかったです(^^) また遊びに行かしてください(^^)次も楽しみにしてます♡ゆうのブログもよかったら遊びに来てください(^・^)でわでわ(^^♪おじゃましました(*^_^*)