パニック障害: 眼が重みがとれなくて不安感が続いています。
今日は30代の女性です。
「3ヶ月前に親不知を抜いたのをきっかけに眼が重く感じられるようになった。」
その違和感が取れないのをきっかけにして、
動悸・不安が発現するようになりました😱。
病院でデパスを処方され7日間服用したが効果なくやめていて、
ここ1-2ヶ月は我慢していたとのこと😢。
五月病という言葉があるように
春から夏にかけては不安感を訴える方が多くなります💡。
原因もさまざま。
最近は男性も女性も仕事関連が多いです。
・その他の所見
手足の痺れ
・治療方針
不安感→腎
動悸→心
眼の重み→肝、腎
不安感と動悸というと
パニック障害とか自律神経失症の診断がつけられることが多いようです。
東洋医学的には
腎と心のバランスの不調です💡
腎が足りなくなって心が充実しすぎた状態です。
今回の場合眼の症状もあったので
右の腎経を中心に治療を進める事にしました。
また敏感であると判断したので鍉鍼(ていしん)を使います。
精神的な症状がでている場合、このように敏感な状態にある場合が多いのです。
そんなときはこの先の丸い棒の登場💎。
右から2番目の金色の棒です。 →小児治療もこれを使います。
この方の場合 1回の処置で3日間 眼の重み、不安感、動悸が軽減されました。
週に2回のペースで合計4回の治療でほぼ症状消失。
もとの笑顔がもどってきました😃。
この人の場合も デパスの服薬をやめていたことから、
改善効果が早く出たと思われます。
服薬しながらだと
①薬の減量
②減量に伴う耐薬症候
(薬に身体が慣れてしまっているので、減量する際は新たな症状が発現することがあります)
③耐薬症候を軽減する針治療
↓
①服薬の中止の完了
②経絡バランスの調整
このように2段階で治療を考えなければなりません。
ですから 時間も根気も余計にかかります❗。
できることなら 薬を服用する前に来てください❗❗
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