書籍紹介:アトピー治療は肌じゃない
脱ステロイド・脱保湿療法を基本として
鍼灸治療でアトピー性皮膚炎を治療しているの症例集です。
(大阪府 悠々堂まき鍼灸院 牧裕子先生著)
*一部抜粋して紹介します
脱ステロイド・脱保湿療法とは阪南中央病院皮膚科部長の佐藤健二医師が提唱しているアトピー性皮膚炎の治療方法です。
これは、ステロイドと保湿剤の使用をやめて、身体の自然治癒力でアトピー性皮膚炎を改善していくという方法。
治らないアトピ-性皮膚炎に対する脱ステロイド・脱プロトピック・脱保湿を広げる会
脱ステロイド・脱保湿することでリバウンドという離脱症状が現れます。
・皮膚が真っ赤になり腫れあがる
・今までにないほど湿疹が出る
・猛烈な痒みに襲われる
・チクチク・ヒリヒリとした痛みを感じる。
・激しい乾燥感に襲われる
・浸出液が身体全体に出る
・不眠になり精神的にも不安定になる
・悪寒が来る
これらのリバウンドを乗り越える覚悟があれば
できる方法です。
この脱ステロイド・脱保湿をしながら、
鍼灸治療、栄養療法を併用し自然治癒力をあげ
リバウンドを乗り越えていこうというのが趣旨です。
感想
ステロイドを使用している期間が長くなれば
それだけ、離脱症状も強くなるので、
途中であきらめてしまう例も少なくはないと思います。
それでも、
患者さま本人が心から薬をやめたいと強く思うのであれば
この方法は有効だと思います。
興味ある方は一読してみてください。
たまはりきゅう院 院長 田巻和洋
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