デパスは軽い薬か???

○医師にデパスは軽い薬と言われました。

 

 梅雨が近づいてきましたね。自宅の庭では時々カエルが

「ゲコゲコ」と鳴いています。

 

 

 

こんな時期は不安を訴える患者さんが増えてきます。

 

 

 

以下は減薬希望でこられた患者さんの話です。

 

主訴は

「デパスを服用して1年経ったが、なかなかやめられないのでなんとかしたい。」

 

デパスを飲み始めた動機

「眠れないことがあり病院で処方された」

 

 

 

 この例のようにデパスをはじめとしたベンゾジアゼピン系抗不安薬は簡単に処方されています。

 

 

 

しかしながら、このベンゾジアゼピン系の薬剤は副作用や依存性が強いことから問題になっているのです。

 

 

実は海外ではその依存性の強さから麻薬並みに危険視されているのです❗

 

日本では簡単に処方されてしまい、なんとなく継続服用しているヒトが多いのです。

 

 

 

副作用はだるさ、背中のこり、頭痛、口渇・・・などたくさんありますが、依存性の方が問題です。

 

 

依存性とは簡単に言えば薬がないと正常な状態になれないこと。

不安、妄想、振戦、不眠などの禁断症状がでることもあります。

 

依存性は早ければ一月程度でできてしまい、服用期間が長いとやめるのもそれだけ時間がかかります。

 

止めるときは専門家の指示のもと少量ずつ減量していかなければなりません。

 

 

その専門家ですが、

悲しいことに減薬の知識をもち減薬を熱心に取り組んでくれる医師はあまりいません。

 

 

理由は

そもそも減薬なんて考えていない。

飲ませているほうが利益がでる。

減らすのは大変なわりに利益がない。

減薬の仕方がわからない。

などです。

 

 

実は 薬の添付文書には薬の適応や副作用についての記載はありますが、中止の仕方についてはなにも記載がありません。

医薬品メーカーも薬を飲んでもらって利益を得ているものですから、やめさせることに熱心ではないのです。

 

 

 

薬を本気で止めたいと思ったら、減薬についての知識を持ち熱意をもって減薬を取り組んでくれる先生にかかるようにしてください。

 

 

ベンゾジアゼピン系抗不安薬の常用は危険です。

 

 

 

 

薬のやめどき 長尾和宏 著

 

 

以上

 

 

 

無痛のはりきゅう たまはりきゅう院

 

JR浦和駅 北口 徒歩2分

埼玉県 さいたま市浦和区東仲町8-17

日月休診

☎048-883-6538

 

https://tamahari.com/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

15 − 4 =

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL